姉夫婦の新居が完成しました!

「姉夫婦が家を建てることにしたらしい」
それを初めて聞いたのは3年前、実家の母と電話で話していた時のことでした。
「へえ、お義兄さんたらやっと思い切ったんだね」
少し驚いた私に、母も
「そりゃあれだけ趣味がこうじたんなら、ねえ!」と苦笑していました。
県外に住む私と、実家近くにマンションを買ったものの仕事で全国を飛び回っている姉夫婦は、年に一度、お正月だけは集まって両親に顔を見せることにしています。
実家のこたつを囲み、ワイワイとにぎやかに近況報告をし合うのが恒例です。
そこでいつも義兄がこぼすのが
「マンションの騒音が気になる。引っ越したい」というものでした。
姉夫婦が結婚と同時に入居したのは、駅近くの高層マンションです。新築で日当たりもよく、窓から市街が一望できます。
ところが、義兄の不満なのは防音がイマイチなんだということでした。
義兄はかなりのオーディオマニアです。壁の厚い、構造のしっかりした家に住みたい、理想の防音ルームはこんなプランで、と毎年お正月に集まるたびに熱く語り始めるので、「お義兄さんの引っ越したい病」と母や私は呼んでいました。

次第に姉も一軒家に心惹かれ始めたのか、次のお正月にあった時は「今近くに土地を探しているのよ」と嬉しそうに話していました。
たとえ自分の住まいでなくとも、身近に家をたてる人が居るというのはなんだか心が浮き立つものです。
特に私は間取りを見るのが大好きです。通信制高校に通う私も大喜び。
チラシに載っている建売住宅の間取りを眺めては、「このキッチンは使いやすそう」「このトイレの配置は不便じゃない?」などと妄想するのが好きな女性は多いのではないでしょうか。
去年のお正月、姉夫婦が間取り図を持って実家にやってきた時も、自分のことのようにワクワクしながら見入ってしまいました。
間取り図を指差しながら義兄があれこれと解説してくれる横で、母も「お風呂にカワックがつくのね、いいわねぇ」とうらやましそうです。
もちろん同時に現在のマンションの売買も進行させないといけないし、大変なことは多いでしょうが、姉夫婦の顔はとてもイキイキして楽しそうでした。
そんな彼らの新居が昨年暮れに完成したのです。
「まだ引っ越しのダンボールが散らかっているけど、一度見に来て!」と招待されました。
今週末、ピカピカの新築一戸建てを訪ねます。今からとっても楽しみです。